渡辺 哲



ハードなアクションとないまぜに展開される「笑い」は北野演出に特有の「味」。今回このパートを担うのはスクラップ屋の親父を演じる渡辺哲。1973年、東京工大工学部土木学科の中退、友人に誘われるまま「シェークスピアシアター」創立に参加。75〜78年の渋谷ジアンジアンでのシェイクスピア作品36本連続上演中の36本に出演した。映画デビューは黒沢明監督『乱』(85)で、イン前の騎馬訓練の成果を見せる荒武者役で注目された。存在感を買われて出演した『アンボンで何が裁かれたか』(90、豪)の捕虜収容所所長、池内大佐役を好演。伊丹十三監督『ミンボーの女』(92)、黒沢明監督『まあだだよ』(93)に続いて3本目。50年、愛知県生まれ。


BACK