野性時代とは何か?魅力と休刊・復刊の歴史

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野性時代とは何か?魅力と休刊・復刊の歴史

野性時代とは。

野性時代は、株式会社角川書店が発行していた総合文芸誌です。1974年に創刊され、1996年4月号をもって休刊となりました。しかし、2003年に新装版の形で復刊し、現在は「小説野性時代」として刊行されています。

株式会社角川書店が発行していた総合文芸誌

株式会社角川書店が発行していた総合文芸誌

株式会社角川書店が発行していた総合文芸誌『野性時代』は、1959年(昭和34年)12月に創刊されました。角川源義が代表、福永武彦と中村光夫が編集顧問を務め、文学者、評論家、科学者など幅広い分野の執筆陣を擁し、日本国内外の文学作品、評論、エッセイ、詩歌などを掲載する総合文芸誌として注目を集めました。

『野性時代』は、創刊当初からその独創的な編集方針で話題となり、多くの読者から支持されました。また、『野性時代』に掲載された作品の中には、後に映画化やドラマ化されるものも多く、日本文化の発展に大きな影響を与えました。

しかし、1970年代に入ると、日本の出版業界が不況に陥り、総合文芸誌もその影響を受けました。『野性時代』も苦戦が続き、1979年(昭和54年)12月に休刊を余儀なくされました。

『野性時代』の休刊後も、その復活を望む声は多く、2001年(平成13年)10月に株式会社KADOKAWA(旧角川書店)によって復刊されました。復刊後の『野性時代』は、創刊当初の誌面構成を踏襲しつつ、現代的な視点を取り入れ、新たな読者層を開拓しました。

『野性時代』は、2020年(令和2年)3月に再び休刊となりましたが、その歴史の中で数多くの名作を生み出し、日本の文学界に大きな足跡を残しました。

1974年創刊から1996年4月号まで休刊

1974年創刊から1996年4月号まで休刊

1974年、講談社により月刊誌『野性時代』が創刊します。編集長に永井隆は就任し、雑誌のコンセプトは「男の生きざま」とされました。野性的な男性像を描いた作品を掲載し、高い人気を得ます。しかし、1996年に休刊してしまいます。

休刊の理由は、バブル崩壊後の不況で雑誌の売上が低迷したためです。『野性時代』は男性向けの高級誌であり、その不況の影響を大きく受けました。また、編集部の路線も、創刊当初から大きく変わってしまったことも一因です。創刊当初は、男の生きざまを描く作品を掲載していましたが、次第に社会問題や政治問題を扱った作品が多くなっていきました。その結果、読者が離れていったのです。

2003年、新装版の形で復刊

2003年、新装版の形で復刊

2003年、新装版の形で復刊

2003年、大宅壮一の命日にあたる7月18日、新装版の形で復刊した。『野性時代』は、大宅壮一が「時代の中心で激しく生きる人間たちの雑誌」として1961年に創刊し、経済界、芸能界、政界で活躍する著名人を多数輩出した。しかし、1998年に休刊。その後の5年間は、大宅壮一文庫と組み、単発雑誌として刊行された。2003年の復刊で、季刊となった。復刊後は、前身の『野性時代』のコンセプトを踏襲し、引き続き著名人のインタビューやルポルタージュ、エッセイなどを掲載している。誌面には、写真やイラストも多用され、ビジュアル的にも楽しめる内容となっている。また、毎号テーマを設けて特集を組むなど、読者に新しい情報を提供している。

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