「最上かぶ」の歴史と特徴

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「最上かぶ」の歴史と特徴

最上かぶとは。

山形県新庄市で栽培されている最上かぶは、長カブの一種で、首の部分が鮮やかな紅色をしています。甘酢漬けなどに加工され、山形県の「最上伝承野菜」に認定されています。

最上かぶの由来と歴史

最上かぶの由来と歴史

最上かぶの由来と歴史についてご紹介します。

最上かぶの起源は、江戸時代初期の慶長年間(1596〜1615年)にさかのぼると言われています。山形県村山地方の最上郡(現・山形県東根市)で、農民たちが雪の中で育つカブを偶然発見したことがきっかけで、栽培が始まったと伝えられています。

当時は、カブは主に漬け物や汁物に使われていましたが、最上かぶは甘みが強く、生食でもおいしく食べられることから、すぐに評判となり、江戸時代中期には、最上郡一帯で広く栽培されるようになりました。最上かぶは、江戸時代に将軍徳川家康に献上されたり、松尾芭蕉が紀行文「奥の細道」の中で「最上かぶの甘さ」と絶賛したりするなど、広く知られるようになりました。その後も、最上かぶは脈々と受け継がれ、現在では、山形県の特産品として全国に出荷されています。

最上かぶの栽培方法

最上かぶの栽培方法

-最上かぶの栽培方法-

最上かぶは、山形県最上地方で栽培されている伝統野菜です。根が大きく、甘みがあり、柔らかな食感が特徴です。栽培方法は、以下の通りです。

1. -種まき-

最上かぶの種まきは、3月から4月頃に行います。畑に堆肥や有機肥料を施し、よく耕しておきます。種を1cmほどの間隔でまいて、土をかけます。

2. -間引き-

芽が出たら、間引きを行います。本葉が2~3枚になったら、株の間隔を10cmほどにします。

3. -追肥-

間引き後、1ヶ月ほど経ったら追肥を行います。有機肥料や化成肥料を施し、株元に土寄せをします。

4. -水やり-

最上かぶは、乾燥に弱いので、水やりを欠かさないようにしましょう。特に、夏場は朝晩2回水やりを行います。

5. -収穫-

最上かぶの収穫は、10月から11月頃に行います。根が大きくなり、葉が枯れ始めたら収穫適期です。根を傷つけないように、丁寧に収穫しましょう。

最上かぶは、栽培が容易な野菜です。家庭菜園でも簡単に栽培することができます。ぜひ、最上かぶを栽培して、その美味しさをご賞味ください。

最上かぶを使った郷土料理

最上かぶを使った郷土料理

-最上かぶを使った郷土料理-

最上かぶは、山形県最上郡を中心に栽培されているかぶの一種で、その歴史は古く、江戸時代初期には栽培されていた記録が残っています。最上かぶは、肉質が緻密で甘みが強く、煮崩れしにくいことから、漬物や煮物、汁物など、さまざまな料理に使用されています。

最上かぶを使った郷土料理の代表格といえば、「最上かぶ漬け」です。最上かぶ漬けは、最上かぶを塩漬けにして、ぬか床で発酵させたものです。最上かぶ漬けは、歯ごたえがあり、ほんのりとした酸味が特徴で、ご飯のお供や酒の肴として親しまれています。

また、最上かぶを使った郷土料理として、「最上かぶの煮物」もよく知られています。最上かぶの煮物は、最上かぶをだし汁で煮込んだもので、甘みと旨みが凝縮された一品となっています。最上かぶの煮物は、おかずとしてはもちろん、おでんや鍋物に入れても美味しくいただけます。

最上かぶは、その甘みと旨味から、さまざまな料理に使用することができます。最上かぶを使った郷土料理は、山形県民にとってはなくてはならない存在となっています。

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