宝塚歌劇団『EL DORADO』の魅力
EL DORADOとは。
EL DORADOは、宝塚歌劇団に舞台演目のひとつです。谷正純が脚本を書き、1997年、宝塚大劇場で月組が初演を務めました。この作品は、16世紀のスペインを舞台にしています。
16世紀のスペインを舞台にした物語
16世紀のスペインを舞台にした物語
宝塚歌劇団の『EL DORADO』は、16世紀のスペインを舞台にした物語です。時はスペイン黄金時代、王権とカトリックが隆盛を極めた頃。新大陸に黄金郷があると信じ、多くの探検隊が南米へと向かっていました。その中の1つが、主人公のフェルナンド・デ・ソト率いる探検隊です。
ソトたちは、2年間の過酷な旅の末、ついに黄金郷とされるエル・ドラドにたどり着きます。しかし、そこには悪徳司祭やインディオたちが待ち構えており、ソトたちは次々と命を落としていきます。
最後の最後まで生き残ったソトは、エル・ドラドの真実を知ることになります。それは、黄金とは無縁の、インディオたちの故郷だったのです。ソトは、インディオたちの秘宝を守り抜き、スペインへと帰還します。
『EL DORADO』は、新大陸の黄金郷をめぐるロマンあふれる物語であり、同時に、インディオたちとスペイン人の衝突を描いた歴史劇でもあります。宝塚歌劇団ならではの華やかな音楽とダンスで彩られた舞台は、見る者を魅了すること間違いなしです。
色鮮やかな衣装と豪華な舞台装置
宝塚歌劇団の最新作『EL DORADO』は、南米の伝説的な黄金郷を舞台に、愛と冒険の物語を展開する大作ミュージカルです。この作品の魅力の一つは、色鮮やかな衣装と豪華な舞台装置です。
黄金郷をイメージした舞台には、大小さまざまなピラミッドがそびえ立ち、その頂上には巨大な太陽が輝いています。また、舞台の左右には、ジャングルを思わせる緑豊かな植物が茂り、その間を流れる川には、金色の魚が泳いでいます。
衣装もまた、黄金郷の華やかさを表現したものとなっています。主人公であるエルドラドの王女・アナは、金色のドレスに身を包み、頭には宝石がちりばめられた王冠を戴いています。また、他の登場人物たちも、それぞれ個性的な衣装をまとっており、舞台全体がまるで宝石箱のように輝いています。
この色鮮やかな衣装と豪華な舞台装置は、観客を一気に黄金郷の世界へと誘い、物語をより一層盛り上げてくれます。
宝塚歌劇団の華麗なパフォーマンス
宝塚歌劇団の華麗なパフォーマンス
宝塚歌劇団の『EL DORADO』の魅力の一つは、何と言っても華麗なパフォーマンスです。宙を舞うように華やかに踊る娘役たち、力強く迫力のあるショーケースを披露する男役たち、そして息の合ったコーラスワークは、観客を魅了すること間違いなしです。また、宝塚歌劇団の舞台では、最新の技術を駆使した演出も注目ポイント。3Dプロジェクションマッピングやレーザー光線を使った演出は、まるで夢の世界にいるかのような気分を味わうことができます。
『EL DORADO』では、特に男役たちのダンスに注目です。男役たちは、力強くダイナミックなダンスで観客を魅了します。特に、主人公のエル・ドラドを演じるトップスターの柚香光は、キレのあるダンスで圧倒的な存在感を放っています。また、エル・ドラドと敵対するディエゴを演じる2番手の礼真琴も、迫力のあるダンスで観客を沸かせます。
娘役たちも、華麗なダンスで観客を魅了します。娘役たちは、可憐で優雅なダンスで舞台を彩ります。特に、ヒロインのエスメラルダを演じる娘役トップの星風まどかは、可憐なダンスで観客の心を鷲掴みにします。また、エスメラルダの親友であるフローラを演じる2番手の綺咲愛里も、華麗なダンスで観客を魅了します。
