ノスタルジック・カー「シビックカントリー」の意外な魅力とは
シビックカントリーの誕生と歴史
シビックカントリーは、1984年にホンダから発売されたステーションワゴンタイプの自動車である。シビックをベースに開発され、広い荷室と高いユーティリティ性が特徴だった。シビックカントリーは、当時の日本車のステーションワゴンの概念を覆すような斬新なモデルであり、発売当初から人気を集めた。
シビックカントリーの誕生は、当時ホンダが掲げていた「マン・マキシマム・マシン・ミニマム」というコンセプトに端を発している。このコンセプトは、人間が快適に過ごすことができる最小限のスペースで、最大限の機能性を追求するというものであった。シビックカントリーは、このコンセプトを具現化したモデルとして開発された。
シビックカントリーは、発売以来、アウトドア派の人々を中心に人気を集めた。その使い勝手の良さから、キャンプや釣りなどのレジャーにも最適な車として活躍した。シビックカントリーは、1990年に生産終了となったが、現在でも根強い人気を誇っている。