ホンダ250Tマスター
-車体の特徴-
ホンダ250Tマスターは、1982年に発売されたホンダ初のV型2気筒エンジンを搭載したオートバイです。車体の特徴としては、まず、V型2気筒エンジンならではの低重心で安定したハンドリングが挙げられます。また、17インチの前輪と18インチの後輪を採用した足回りは、オンロードでの安定性とオフロードでの走破性を両立しています。さらに、ダブルクレードルフレームを採用した車体は、剛性が高く、高速走行時でも安定した走行が可能です。
デザイン面では、ホンダ250Tマスターは、角張ったヘッドライトや燃料タンクなど、1980年代のオートバイらしいシャープなフォルムが特徴的です。また、フレームやエンジンヘッド、スイングアームなどをブラックに塗装した「ブラックエディション」も設定され、スポーティなイメージを強調しています。
装備面では、ホンダ250Tマスターは、フロントブレーキにシングルディスクブレーキを採用し、制動力を確保しています。また、リアブレーキにはドラムブレーキを採用し、コストダウンを図っています。また、フロントフォークはテレスコピック式、リアサスペンションはスイングアーム式と、オーソドックスな構成を採用しています。