「なつみどり」とはどんなお茶?その特徴や味について

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「なつみどり」とはどんなお茶?その特徴や味について

なつみどりとは。

なつみどりとは、静岡県産の在来種の茶の品種です。茶業試験場で、1954年に選抜・育成された玉露用の中生品種です。煎茶にも向いています。

「なつみどり」の特徴

「なつみどり」の特徴

「なつみどり」の特徴は、まずその爽やかな風味にあります。緑茶特有の渋みは少なく、代わりにほのかな甘みとまろやかさが感じられます。また、香りは上品でフルーティーであり、リラックス効果も期待できます。

また、「なつみどり」は、他の緑茶に比べてカテキン含有量が高いため、抗酸化作用に優れています。カテキンは、体内の活性酸素を除去する働きがあり、老化や疾病の予防に効果が期待できます。さらに、「なつみどり」には、テアニンという成分も豊富に含まれています。テアニンは、脳をリラックスさせて集中力を高める効果があるとされています。

このように、「なつみどり」は、爽やかな風味とリラクゼーション効果、そして健康効果を兼ね備えた緑茶です。日常的に飲むことで、心と体の健康を維持することができます。

「なつみどり」の煎茶はどんな味?

「なつみどり」の煎茶はどんな味?

なつみどりの煎茶は、爽やかな香りと柔らかな味わいが持ち特徴です。口に含んだ瞬間、青々とした草のような香りが広がり、その後に甘味と旨味が感じられます。渋みはほとんどなく、とても飲みやすく、後味もすっきりしています。水色(すいしょく)は、黄緑色で澄んだ色をしています。

なつみどりの煎茶は、単独で飲むだけでなく、他の日本茶とブレンドしても美味しくいただけます。なつみどり本来の爽やかな香りを活かしたブレンドなら、煎茶と玄米茶をブレンドした「玄米煎茶」がおすすめです。なつみどりの甘味と旨味に、玄米の香ばしさが加わり、より一層飲みやすいお茶になります。また、なつみどり煎茶とほうじ茶をブレンドした「ほうじ煎茶」もおすすめです。ほうじ茶の香ばしさが、なつみどりの爽やかな香りを引き立て、飲み飽きない味わいになります。

「なつみどり」の玉露はどんな味?

「なつみどり」の玉露はどんな味?

「なつみどり」の玉露は、爽やかで清涼感のある味わいと、豊かな香りで人気があります。玉露は、覆下栽培という特殊な栽培方法で育てられた茶葉から作られるお茶で、日光を遮って栽培されるため、茶葉にアミノ酸やカテキンが豊富に含まれています。このため、「なつみどり」の玉露は、甘みと渋みのバランスが良く、芳醇な香りと旨味を楽しむことができます。また、茶葉が柔らかく、飲み口が滑らかなのも特徴で、後味もすっきりとしています。玉露の中でも「なつみどり」は、生産量が少なく、希少価値も高いため、高級茶として扱われています。

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