ホンダ「CG125」の徹底解説!
-CG125の歴史と概要-
ホンダ「CG125」は、1976年に発売された125ccのオートバイです。世界累計生産台数5000万台以上を誇り、ホンダを代表するロングセラーモデルのひとつです。CG125は、世界各国で販売されており、その人気は根強く続いています。
CG125の歴史は、1974年に発売された「CG125K」に始まります。CG125Kは、当時のオートバイとしては画期的な装備を備えていました。フロントフォークはテレスコピック式、リアサスペンションはスイングアーム式を採用し、ブレーキは前輪がディスクブレーキ、後輪がドラムブレーキを採用していました。エンジンは、空冷4ストロークOHC単気筒エンジンを搭載し、最高出力10ps、最大トルク8.5Nmを発揮しました。
CG125Kは、その高い性能と経済性から、世界中で大ヒットしました。1980年代に入ると、CG125はさらに進化を遂げます。1981年には、ボアアップにより排気量を124ccに拡大した「CG125S」が登場します。CG125Sは、最高出力11ps、最大トルク9.0Nmを発揮し、さらにパワフルな走りを可能にしました。
1985年には、CG125Sをベースに開発された「CG125DX」が登場します。CG125DXは、セルスターターやタコメーターを装備し、さらに快適な装備となりました。CG125DXは、1990年代まで販売され、根強い人気を誇りました。
現在、CG125は世界中で生産・販売されています。各国の道路事情やニーズに合わせて、装備や仕様が異なる場合があります。しかし、基本的なコンセプトは一貫しており、その高い性能と経済性は世界中で高く評価されています。